2007 IIHF 世界女子アイスホッケー選手権ディビジョン I オフィシャルサイト
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ルール・ガイド (初級編)
アイスホッケーとは

2チームに分かれた選手が氷上でスティックを使い、パックを相手のゴールに入れ、得点の多さを競うスポーツ。試合時間は60分ですが、20分ごと3つのピリオド(1P、2P、3P)に分けて行われます。大会によっては、同点の場合に引き分けとせず、延長戦(OT:オーバータイム)を行い、それでも決着がつかない場合はゲームウィニングショット(GWS:サッカーでいうPK戦)を行い、勝敗を決します。

リンク

オリンピックや世界選手権で使用される国際規格のサイズは60m×30m。 リンクにはセンターラインが1本、ブルーラインが2本、ゴールラインが2本引かれ、ブルーラインで分けられた3つの領域のことを、自陣から敵陣に向かってそれぞれ、ディフェンスゾーン(DZ)、ニュートラルゾーン(NZ)、アタッキングゾーン(AZ)と呼びます。 自分のチームのDZは、相手チームのAZになります。 その他、ゴールキーパーを保護するためのゴールクリーズ、フェイスオフを行うためのフェイスオフスポット(9カ所)などがあります。


プレーヤー


※illustrated by Jiro Abe
ベンチに入れる選手はGK2人を含めて22人(ただし、本大会においては20人。エントリーは20人+エマージェンシーGK1人)。 そのうち氷上でプレーできるのは6人。 体力の消耗が激しいスポーツなので、試合中の交代はいつでも自由に行うことができます。 基本はFW3人、DF2人、GK1人が出場しますが、FWとDFの 5人で“セット”を組み、セットごとに交代します。 「この得点力のあるセットに、相手のあの守りの堅いセットがぶつかれば面白い」などと考えるのも、楽しみ方の1つです。 選手が1度にプレーできる時間は1分程度ですから、いかに激しいスポーツであるかが理解できるでしょう。
フォワード(FW)
レフトウイング(LW)、センターフォワード(CF)、ライトウイング(RW)の3人。 一般的に、センターフォワードはパス感覚に優れ、広い視野をもってウイングをうまく使い、防御面にも対応できることが必要だといわれています。 スピードがあり、得点力のある選手はウイング向きといえます。なお、レフト、ライトといったポジションの呼び方は、味方GKから相手ゴール方向を見たときの位置が基準になります。
ディフェンス(DF)
レフトディフェンス(LD)、ライトディフェンス(RD)の2人。 相手の攻撃に対応できるバックスケーティングのスキルはもちろん、フィジカル的にも強く、相手の得点チャンスを潰せることなどが必要です。 そしてロングシュートが打てることや、守備から攻撃へFWにうまくパスをつなげることなど、攻撃面も大切になります。
ゴールキーパー(GK)
ゴールを守る重要なポジション。 完封すればヒーローです。 防御率(1試合の平均失点)とセーブ率(シュート数に対するセーブの割合)で評価され、防御率では2点台前半が、セーブ率では90%台が良いGKとされます。ゴーリーとも呼ばれます。

パック

厚さ1インチ(2.54cm)、直径3インチ(7.62cm)、重さ5.5〜6オンス(156〜170g)で、硬質ゴムで作られた平たい円盤型。もちろん当たると痛いので、観戦の時は要注意!

審判


※illustrated by Jiro Abe
レフェリー1人、ラインズマン2人、ゴールジャッジ2人の5人で構成されています。そのうち氷上にいるのはレフェリーとラインズマン。赤い腕章をつけたレフェリーは主にペナルティやゴールの判定を、ラインズマンはオフサイドやアイシングの判定をします。ゴールジャッジはパックがゴールに入ったどうかの判定をし、ゴールに入った際はゴールジャッジ上の赤ランプを点灯させます。

試合開始(フェイスオフ)

両チームのCFがフェイスオフスポットで向かい合い、審判が落とすパックを奪い合う“フェイスオフ”からゲームが始まります。試合は審判のホイッスルによって中断し、フェイスオフによって再開します。フェイスオフを獲ったチームがパックをキープするので、いかに多くのフェイスオフを獲得するかによって試合の主導権が変わります。

ゴール(得点)

パックがゴール枠内のゴールラインを完全に通過したときに得点となります。故意でなければ、体のどの部分に当たって入っても得点が認められます。ただし、ゴール前の青く塗られた部分(ゴールクリーズ)に攻撃側の選手が入っていた場合は、得点は認められません。なお、1回のゴールで1点。バスケットボールのように3点シュートはありません。

 
次回「中級編」では、試合観戦する際にぜひ覚えたい、簡単なルールをご説明します。
・オフサイド、アイシング
・ペナルティ(退場時間の種類)
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